(い)のブログ

たま~に書きます。

ドキドキッ❤青春メモリアル~金色のボタンを添えて~

はじめまして、(い)です。
口数は少ないが頭の中ではグルグル考えてるタイプのオタクです。
その頭の中のグルグルを消化すべく、ブログに挑戦することにしました。
基本頭が沸いてるので、今回のようなふざけたタイトルばかりになるかもしれません。間違っても生産性など求めないようにお願いします。ラジオ感覚で読んでいただければ幸いです。

それでは、

ドキドキッ❤青春メモリアル
~金色のボタンを添えて~

はじまりはじまり〜↓↓↓


寒いですね〜
いわのんです。

もう2月に入りましたが、皆さん、初詣行きました?
わたしは年明けてすぐに家族と行ってきました。家族と神社に行くっていいですね。楽しい。実体のないものになんとなく手を合わせ、家族の無病息災をなんとなくお願いする。これぞ日本って感じ。いいお正月を過ごすことができました。

ところで、神社に行くと古い御守りをお焚き上げ?してくれる場所があるじゃないですか。
わたしはいつかそこに持っていこうと、お世話になった御守り達を小さな巾着袋にまとめてたんです。たしか数年前から。

で、初詣に行って、いざその巾着袋をひっくり返したら。

出てきたんです、

金色の、高校時代に片想いしてた先輩から貰った制服のボタンが。

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙○○先輩ッッ!!!」

役目を終えた御守りたちの海に沈んでいくボタンを、叫びながら必死に捕まえました。
多分あの時のわたしはゾーンに入ってました。スローモーションに見えるって、本当なんですね。

(失くしたと思ってたのに!こんなとこから出てくるなんて!!)
(てかウチ、先輩のボタン御守りにカウントしとったんかい!可愛いなオイ!!)

興奮して取り乱しながらも、その日はしっかりボタンを持って帰りました。今も手元にあります。

過去のわたしに感謝御礼申し上げたい。よくぞ勇気を出して先輩に頼んでくれた。
灰色の学校生活だと思ってたけど、意外に青春してるじゃないか!

思えば高校時代、わたしの大事な場面は常にこのボタンと共にありました。
部活の試合、センター試験、二次試験などなど、勝負の日には必ず持っていきました。
握ると掌がじんわりと温かくなるような気がしたんです。そりゃ御守りカウントも納得です。

とにかく金色のボタンは、わたしにとって青春の象徴でした。

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さてこのボタン、いつか△△川に投げ捨ててやろうと思ってます。

△△川は私の母校のすぐ近くを流れる川です。川幅があって水深は浅め、澄んだ水が流れる、私の中で完璧な川です。川を渡れるよう飛び石があって、朝方にそこを渡ると水がキラキラと光っていて、本当に綺麗でした。その水をわたしは密かに「やわらかな水」と呼んでいました。

そんなお気に入りの光景に、わたしは思い出のボタンを放り投げたい!!

どんなタイミングで投げるかは分かりません。卒業、就職、結婚のようなこれからの人生の節目に投げるかもしれないし、何もかも嫌になったときに泣きながら投げに来るかもしれない。どちらにしろ、「このボタンを手放すとき」=「過去の思い出に頼らず独り立ちしたいと願ったとき」です。だっていつまでも縋るわけにはいかないじゃないですか。どうしようもなく強くなりたいと願ったとき、あの飛び石の上からポチャンと投げ捨てます。

少なくともそれは今じゃない。だからもうちょっとだけ、きれいな水にボタンが沈む情景をイメージしながら生きていたいと思います。

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ここまでお読みいただきありがとうございます。体力ありますね貴方。

皆さんの大事な思い出の象徴ってなんですか?よければわたしに教えてください。